新曲当時かなり話題になった曲です。
35シリーズなので、今年2008年の最初の新曲です。
なぜ話題になったかというと、後で書きますが、「左ニー2発+左ニーをして戻す前にサイドキックしてから戻す」という動きがかなり斬新だったからです。
もうひとつ。
史上最長7分越えの2曲目だったということです。
結構3曲目へのつなぎとしての感覚で捉えがちであった2曲目が、大きな存在感を持つきっかけになったという意味では、従来の2曲目のコンバット曲(ここでは上半身と下半身の組み合わせ曲という意味)に対する概念を覆す画期的な曲だったのです。(←ちょっと大げさに書き過ぎたかも知れません。単なる個人的な感想です。)
2曲目にしてサーキュラーエルボー+アセンディングエルボーが入ってきました。ムエタイ以外でのサーキュラーエルボーて初めてではありませんでしたか?
これもこの2曲目の存在感を示しています。
一番印象に残る動きは、間違いなく次の箇所です。
4つ右移動をしてから右手で下に払って左クロスパンチの後、元の位置に戻って左ニー2発します。
元に戻っての動きが「左ニー2発+左ニーをして戻す前にサイドキックしてから戻す」という動きに変化します。
書くとややこしいのですが、要は3回ニーをして最後のニーを戻す前に同じ足でサイドキックを入れるという動きです。
なんともテクニカルな動きですが、この箇所はこの動きを繰り返しているとかなり軸足に疲労が溜まってきます。
腿をプルプルさせていた方も多いはずです(笑)。
フィニッシュは、ダブルボディをした後、そのまま両手をクロスして頭の前へ上げ、一気に下に振り払います。
両手を振り払うフィニッシュと言えば、30-2(We’re Not Gonna Take It)のフィニッシュもそうでしたよね?
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